“暴馬”の読み方と例文
読み方割合
あれうま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筋骨(すじぼね)が暴馬(あれうま)から利足(りそく)を取ッているあんばい、どうしても時世に恰好(かッこう)の人物、自然淘汰(とうた)の網の目をば第一に脱けて生き残る逸物(いちもつ)と見えた。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
馬は張り切った勢いで暴(あば)れまわった。暴馬(あれうま)は厩(うまや)に押しこめるよりほかはない。外記は支配頭(がしら)の沙汰として、小普請組という厩に追い込まれることになった。
箕輪心中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
暴馬(あれうま)は街はづれにて、立木に突きあたりて止まりぬ。車中よりは、人々齡(よはひ)四十の上を一つ二つ踰(こ)えたる貴人の驚怖のあまりに氣を喪(うしな)はんとしたるを助け出だしき。