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暴戻
ふりがな文庫
“暴戻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼうれい
88.9%
ばうれい
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼうれい
(逆引き)
熱狂的なおそるべく憤激した自我が、さびしい誇大妄想のうちに伸び上って、
暴戻
(
ぼうれい
)
な言葉をほとばしらせながら、世界を威嚇する。
予言者の家で
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
絶対民主平等のわが国では輿論は唯だに
万能
(
オムニポーテント
)
である許りでなく、
遍在
(
オムニプレゼント
)
でもある。輿論の
暴戻
(
ぼうれい
)
から逃るべき道もなく隠るべき場所もない。
少数と多数
(新字旧仮名)
/
エマ・ゴールドマン
(著)
暴戻(ぼうれい)の例文をもっと
(32作品)
見る
ばうれい
(逆引き)
然れども彼等は
悉
(
こと/″\
)
く
暴戻
(
ばうれい
)
悪逆なる者のみにあらず。悉く兇横なる暴威を
逞
(
たくまし
)
うする者のみならず。中にはわが枕頭に来つて幼稚なる遊戯をなしつ
禧笑
(
きせう
)
する者もあるなり。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
試
(
こころみ
)
に問う、天下の人いかに、外に忠実なる
僕
(
しもべ
)
のごときは、内に
暴戻
(
ばうれい
)
なる旦那なり。
出
(
い
)
でては仁慈優愛なるもの、
入
(
い
)
っては残忍
酷薄
(
こくはく
)
にて、
隣家
(
となり
)
の娘に深切なるもの、
己
(
おの
)
が細君には軽薄なり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
暴戻(ばうれい)の例文をもっと
(4作品)
見る
“暴戻”の意味
《名詞》
荒々しく乱暴なこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
暴
常用漢字
小5
部首:⽇
15画
戻
常用漢字
中学
部首:⼾
7画
“暴戻”で始まる語句
暴戻恣睢
検索の候補
暴戻恣睢
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