“暴挙”の読み方と例文
読み方割合
ぼうきょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてわが新宇宙艇が月世界探険にのぼる決心だと知るとたいへんおどろいて、その暴挙ぼうきょをぜひつつしむようにといくども勧告をしてきたのだった。
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
自分の副将であり、私的には友人である村重の暴挙ぼうきょを言外に惜しんでいう真情が——そう罵倒ばとうする中に、却って深いものがあるように聞えた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どうかしてこの人を、そんな暴挙ぼうきょと不徳の思い立ちから引き戻したいとねがう——最後の望みを捨てきれなかったのである。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)