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淘汰
ふりがな文庫
“淘汰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とうた
92.3%
たうた
3.8%
まびき
3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうた
(逆引き)
筋骨
(
すじぼね
)
が
暴馬
(
あれうま
)
から
利足
(
りそく
)
を取ッているあんばい、どうしても時世に
恰好
(
かッこう
)
の人物、自然
淘汰
(
とうた
)
の網の目をば第一に脱けて生き残る
逸物
(
いちもつ
)
と見えた。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
淘汰(とうた)の例文をもっと
(24作品)
見る
たうた
(逆引き)
月
(
つき
)
が
變
(
かは
)
つてから
寒
(
さむ
)
さが
大分
(
だいぶ
)
緩
(
ゆる
)
んだ。
官吏
(
くわんり
)
の
増俸
(
ぞうほう
)
問題
(
もんだい
)
につれて
必然
(
ひつぜん
)
起
(
おこ
)
るべく、
多數
(
たすう
)
の
噂
(
うはさ
)
に
上
(
のぼ
)
つた
局員
(
きよくゐん
)
課員
(
くわゐん
)
の
淘汰
(
たうた
)
も、
月末
(
げつまつ
)
迄
(
まで
)
に
略
(
ほゞ
)
片付
(
かたづ
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
淘汰(たうた)の例文をもっと
(1作品)
見る
まびき
(逆引き)
なんという悲しい顔をしているひとだろう、切株、接穂、
淘汰
(
まびき
)
、手入れ、その株を切って、また接穂、
淘汰
(
まびき
)
、手入れ、しかも、それは、サロンへの奉仕でしか無い。教養とは
所詮
(
しょせん
)
、そんなものか。
豊島与志雄著『高尾ざんげ』解説
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
淘汰(まびき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“淘汰”の意味
《名詞》
淘 汰(とうた、淘は選び分ける、汰は水で洗って劣悪なものを流し去るの意。)
選びぬくこと。
取捨選択して良いものを選び悪いものを捨てること。
洗って清める。
(出典:Wiktionary)
淘
漢検準1級
部首:⽔
11画
汰
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
“淘”で始まる語句
淘
淘宮
淘宮術
淘綾
淘々然
淘宮学
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