“きんこつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
筋骨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食人鬼しょくじんきのごとくどうもうなる暴漢ぼうかんである、味方は数こそ多いが、筋骨きんこついまだ固まらざる十六歳に満つや満たずの少年たちである、これを思うと
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
おそろしくのたかい武士。筋骨きんこつも太く、容貌ようぼうがまたなくすごいようにみえたが——オオなるほどこれには蛾次郎が仰天したのも無理むりではない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それに照らすと人の筋骨きんこつから臓腑ぞうふまではっきりと映ったので、最初に見た者はおどろいて気絶した。