“暴漢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あばれもの50.0%
ぼうかん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時仲間の労働者がピストルをもぎ取つて、大勢でその暴漢あばれものおさへてれたので、ほつと誰れも安心した。こんな狼藉を見たのは欧洲へ来てこれが初めてである。(九月二十三日)
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
食人鬼しょくじんきのごとくどうもうなる暴漢ぼうかんである、味方は数こそ多いが、筋骨きんこついまだ固まらざる十六歳に満つや満たずの少年たちである、これを思うと
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)