“眼許”の読み方と例文
読み方割合
めもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殿下は二十七歳、白晳はくせきひたい、亜麻色の髪涼やかに、長身の眼許めもと凜々りりしい独身の容姿は、全丁抹デンマーク乙女のあこがれの対象でいらせられる。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
若いといっても三十にはなるであろう、輪郭の正しい切りそいだような頬と、やや眼尻の下った深い眼許めもとがきわだっている。
松風の門 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
年齢としよりは若く見える男で、背が高く、色が白く、眼許めもとに不思議な愛嬌のある、女のような優しい口をきく男でした。