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菰樽
ふりがな文庫
“菰樽”の読み方と例文
読み方
割合
こもだる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こもだる
(逆引き)
なお、当日、
午餐
(
ひるげ
)
には
菰樽
(
こもだる
)
二
挺
(
ちょう
)
の
鏡
(
かがみ
)
をひらき、日ごろ功労のあった重臣に鶴の血をしぼりこんだ『
鶴酒
(
つるざけ
)
』を賜わるのが例になっていた。
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
入口の南側には、
菰樽
(
こもだる
)
を高く積上げ二階三階の
廂
(
ひさし
)
には赤い飾提灯を吊り𢌞して朝から賑々しく景気をつけた。積樽を飾つた赤や青の小さい彩旗も美しく朝風に靡いた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
赤毛氈や
茣蓙
(
ござ
)
を敷いて重箱を開くもあれば、
菰樽
(
こもだる
)
をかつぎ込んで騒ぐもあり、摺鉢山から竹の台、動物園前などいっぱい、ここへも仮装の連中や踊子が繰り込んで唄う、舞う
明治世相百話
(新字新仮名)
/
山本笑月
(著)
菰樽(こもだる)の例文をもっと
(4作品)
見る
“菰樽”の解説
菰樽(こもだる)は、日本酒の酒樽を竹の箍(たが)で締めて、藁などで作った菰(こも)を被せた物わ。
(出典:Wikipedia)
菰
漢検準1級
部首:⾋
12画
樽
漢検準1級
部首:⽊
16画
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加能作次郎
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久生十蘭