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菰包
ふりがな文庫
“菰包”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こもづつ
44.4%
こもづつみ
44.4%
こもづゝみ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こもづつ
(逆引き)
そして、どんどん運び出されて、
鮭
(
さけ
)
か
鱒
(
ます
)
の
菰包
(
こもづつ
)
みのように無雑作に、船尾につけてある発動機に積み込まれた。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
菰包(こもづつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
こもづつみ
(逆引き)
以前彼が江戸を去る時と同じように、引きまとめた旅の荷物は
琉球
(
りゅうきゅう
)
の
菰包
(
こもづつみ
)
にして、平兵衛と共に馬荷に付き添いながら左衛門町の
門
(
かど
)
を離れた。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
菰包(こもづつみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
こもづゝみ
(逆引き)
玄関前に、
此間
(
このあひだ
)
引越のときに
解
(
ほど
)
いた
菰包
(
こもづゝみ
)
の
藁屑
(
わらくづ
)
がまだ
零
(
こぼ
)
れてゐた。
座敷
(
ざしき
)
へ
通
(
とほ
)
ると、平岡は机の
前
(
まへ
)
へ
坐
(
すは
)
つて、
長
(
なが
)
い
手紙
(
てがみ
)
を
書
(
か
)
き
掛
(
か
)
けてゐる所であつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
菰包(こもづゝみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
菰
漢検準1級
部首:⾋
12画
包
常用漢字
小4
部首:⼓
5画
“菰”で始まる語句
菰
菰冠
菰被
菰樽
菰僧
菰田
菰莚
菰掛
菰梱
菰垂
“菰包”のふりがなが多い著者
白柳秀湖
上司小剣
小林多喜二
島崎藤村
夏目漱石
吉川英治
原民喜
田山花袋