“ペキン”の漢字の書き方と例文
ひらがな:ぺきん
語句割合
北京100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何でもこの墨は、まだ北京ペキンに日本の大使館のあった時代に、その武官が或る人に頼まれて、三本北京で手に入れたのだそうである。
南画を描く話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
わたしは北京ペキン滞在中、山井博士や牟多口氏に会い、たびたびそのもうを破ろうとした。が、いつも反対の嘲笑ちょうしょうを受けるばかりだった。
馬の脚 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
勝たらばみごと北京ペキンまでお出なさい、台湾位で満足とは卑怯卑怯と、ますます戦を挑みければまたもやはづんで、落花狼籍たり。
当世二人娘 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)