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『当世二人娘』
ふりがな文庫
『
当世二人娘
(
とうせいふたりむすめ
)
』
その一 女学校これはこれはの顔ばかりと、人の悪口にいひつるは十幾年の昔にて、今は貴妃小町の色あるも、納言式部の才なくてはと、色あるも色なきも学びの庭へ通ふなる、実に有難の御世なれや、心利きたる殿原は女学校の門に斥候を放ちて、偵察怠りなきもあ …
著者
清水紫琴
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「世界之日本」1897(明治30)年3月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約36分(500文字/分)
朗読目安時間
約60分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
合
(
かな
)
術
(
てだて
)
悚然
(
しようぜん
)
外
(
そ
)
躊躇
(
ちゆうちよ
)
侘
(
わ
)
輸贏
(
かちまけ
)
知己
(
ちかづき
)
真実
(
ほんと
)
顎
(
あご
)
交際
(
つきあ
)
篤
(
とく
)
睨
(
にら
)
沮喪
(
そそう
)
曝露
(
ばくろ
)
撫
(
な
)
搆
(
かま
)
抅
(
かか
)
恠
(
あや
)
北京
(
ペキン
)
先方
(
さき
)