“抅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かか33.3%
かかづら33.3%
かま33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君子の事にかからひてよりは、忘るるともなく忘れゐしなれど、もとよりこれもいな舟の、いなにはあらず思へるにて、捨小舟としたる心にもあらず。
当世二人娘 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
この頃より官長に寄する書には連りに法制の細目にかかづらふべきにあらぬを論じて、一たび法の精神をだに得たらんには、紛々たる萬事は破竹の如くなるべしなどゝ廣言しつ。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
何百本なんびやくぽん日章旗につしようきつてつたにしろ、其樣そんことにはかまはぬ、たちま日章旗につしようき片々きれ/″\引裂ひきさかれて、かはつて獅子しゝ鷲章わしゞるしはたが、我物顏わがものがほこのしま占領せんりようすることであらう。