“ひとふき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一吹83.3%
一噀16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立つことあらむも、一照（ひとてり）照（て）り、一吹（ひとふき）吹（ふ）かば、島は
ファウスト (新字新仮名) ／ ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(著)
代助も一寸控（ひか）えてゐた。烟草を一吹（ひとふき）吹（ふ）いた後（あと）で、思ひ切つた。
それから (新字旧仮名) ／ 夏目漱石(著)
少女は誰（た）が飲みほしけむ珈琲碗に添へたりし「コップ」を取りて、中なる水を口に銜（ふく）むと見えしが、唯一噀（ひとふき）。「継子よ、継子よ、汝ら誰（たれ）か美術の継子ならざる。 ...
うたかたの記 (新字旧仮名) ／ 森鴎外(著)