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吐出
ふりがな文庫
“吐出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はきだ
79.3%
はきいだ
10.3%
としゅつ
3.4%
はきい
3.4%
ふきだ
3.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はきだ
(逆引き)
「それはならぬ。」と
吐出
(
はきだ
)
すやうに仰有ると、急にその儘御立になつてしまひました。かやうな事が、前後四五遍もございましたらうか。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
吐出(はきだ)の例文をもっと
(23作品)
見る
はきいだ
(逆引き)
今まではさも殊勝なりし
婦人
(
おんな
)
、
電
(
いなずま
)
のごとき眼を新聞に注ぐと
斉
(
ひと
)
しく身を
反
(
そら
)
し、
伸
(
のび
)
を打ち、
冷切
(
ひえき
)
ったる茶をがぶり、口に含み、
嗽
(
うがい
)
して、
絨毯
(
じゅうたん
)
の上に、どっと
吐出
(
はきいだ
)
し
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吐出(はきいだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
としゅつ
(逆引き)
胃内廓清
(
いないかくせい
)
の功を奏したる
後
(
のち
)
又食卓に
就
(
つ
)
き、
飽
(
あ
)
く迄珍味を
風好
(
ふうこう
)
し、風好し
了
(
おわ
)
れば又湯に入りて
之
(
これ
)
を
吐出
(
としゅつ
)
致候
(
いたしそろ
)
。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
吐出(としゅつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
はきい
(逆引き)
されどわれは
唯
(
たゞ
)
、ふさはしき言葉を見出で、これを見出でたるのち、唯、わが心の言葉を
吐出
(
はきい
)
で
頌歌
(旧字旧仮名)
/
ポール・クローデル
(著)
吐出(はきい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふきだ
(逆引き)
住職も非常に困って
檀家
(
だんか
)
を
狩集
(
かりあつ
)
めて
見張
(
みはる
)
となると、見ている前で、障子がめらめらと、燃える、ひゃあ、と
飛
(
とび
)
ついて消す間に、
梁
(
うつばり
)
へ炎が絡む、ソレ、と云う内羽目板から火を
吐出
(
ふきだ
)
す
一寸怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吐出(ふきだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
吐
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“吐”で始まる語句
吐
吐息
吐月峰
吐露
吐胸
吐月峯
吐瀉
吐気
吐血
吐雲斎
“吐出”のふりがなが多い著者
ポール・クローデル
小出楢重
押川春浪
与謝野寛
泉鏡太郎
久保田万太郎
三遊亭円朝
作者不詳
内田魯庵
薄田泣菫