“吐出(ふきだ)” の例文
住職も非常に困って檀家(だんか)を狩集(かりあつ)めて見張(みはる)となると、見ている前で、障子がめらめらと、燃える、ひゃあ、と飛(とび)ついて消す間に、梁(うつばり)へ炎が絡む、ソレ、と云う内羽目板から火を吐出(ふきだ)す
一寸怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)