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吐胸
ふりがな文庫
“吐胸”の読み方と例文
読み方
割合
とむね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とむね
(逆引き)
ハツと何やら
吐胸
(
とむね
)
を突くものがあります。頭から熱湯を浴びたやうな心持で、毛氈の上に差置いた、來國俊の一刀を取上げたのです。
銭形平次捕物控:246 万両分限
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
僕は
吐胸
(
とむね
)
を突かれる気がしました。僕は自分のなりをかえりみました。僕はふだん大抵中学時代の制服を着て、
朴歯
(
ほおば
)
の下駄を履いています。
わが師への書
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
栄之丞もその話を聴いて
吐胸
(
とむね
)
をついた。まだ新参の身、殊に年のゆかない妹がこんな
粗相
(
そそう
)
をしでかしては、主人におめおめと顔を向けられまい。
籠釣瓶
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
吐胸(とむね)の例文をもっと
(21作品)
見る
吐
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
胸
常用漢字
小6
部首:⾁
10画
“吐”で始まる語句
吐
吐息
吐出
吐月峰
吐露
吐月峯
吐瀉
吐気
吐血
吐雲斎
“吐胸”のふりがなが多い著者
森田草平
小山清
正岡容
林不忘
有島武郎
幸田露伴
泉鏡花
岡本綺堂
久生十蘭
国枝史郎