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吐血
ふりがな文庫
“吐血”の読み方と例文
読み方
割合
とけつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とけつ
(逆引き)
ただわたしの体を捨てる、
吐血
(
とけつ
)
の病に衰え果てた、骨と皮ばかりの体を捨てる、——それだけの覚悟をしさえすれば、わたしの本望は遂げられるのです。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あの色後家の亭主——小倉嘉門が、
吐血
(
とけつ
)
で死んだのは隣りの谷口金五郎に招ばれて、散々呑まされた晩ぢやなくて、それから三日も經つてからのことですよ。
銭形平次捕物控:203 死人の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その前から江戸に出て来て
下谷
(
したや
)
に居た緒方先生が、急病で大層
吐血
(
とけつ
)
したと云う
急使
(
きゅうつかい
)
に、私は実に
胆
(
きも
)
を
潰
(
つぶ
)
した。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
吐血(とけつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
“吐血”の意味
《名詞》
吐血(とけつ)
(主に胃などの消化管から出た)血を吐くこと。
(出典:Wiktionary)
“吐血”の解説
吐血(とけつ)とは、消化器が疾患や損傷によって出血し、口から血を吐くこと。重大な疾患により引き起こされている場合があり多量の出血の場合は、緊急に専門医の診察と治療が必要となる。
(出典:Wikipedia)
吐
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
“吐”で始まる語句
吐
吐息
吐出
吐月峰
吐露
吐胸
吐月峯
吐瀉
吐気
吐雲斎
検索の候補
血反吐
血嘔吐
“吐血”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
北原白秋
吉川英治
岡本かの子
泉鏡花
芥川竜之介
野村胡堂