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吐月峰
ふりがな文庫
“吐月峰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はいふき
77.3%
とげっぽう
9.1%
はひふき
9.1%
とげつほう
4.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいふき
(逆引き)
初夏の
陽
(
ひ
)
を
除
(
よ
)
け除け、とぐろを巻いた縁側から、これも所在なく
吐月峰
(
はいふき
)
ばかり叩いている平次に、一とかど言い当てたつもりで声を掛けたのでした。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
吐月峰(はいふき)の例文をもっと
(17作品)
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とげっぽう
(逆引き)
細道の左右に叢々たる竹藪が多くなってやがて、二つの小峯が目近く
聳
(
そび
)
え出した。天柱山に
吐月峰
(
とげっぽう
)
というのだと主人が説明した。
東海道五十三次
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
吐月峰(とげっぽう)の例文をもっと
(2作品)
見る
はひふき
(逆引き)
伯父は気分でも悪かつたのか、始めから気むづかしい苦りきつた顔をして、太い銀の煙管で力強く
吐月峰
(
はひふき
)
を叩きながら、時々私の顔を
睨
(
ね
)
めつける様に見て居た。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
吐月峰(はひふき)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
とげつほう
(逆引き)
あすこには
灰吹
(
はいふ
)
きがないそうだ。僕の友人があすこへ奉職をしている頃
吐月峰
(
とげつほう
)
の
印
(
いん
)
のある灰吹きを買いに出たところが、吐月峰どころか、灰吹と名づくべきものが一個もない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
吐月峰(とげつほう)の例文をもっと
(1作品)
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“吐月峰(
柴屋寺
)”の解説
柴屋寺(さいおくじ)は、静岡県静岡市駿河区丸子にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は天柱山(てんちゅうざん)。雅号は吐月峰(とげっぽう)。本尊は十一面観音。庭園は国の史跡および名勝に指定されている。
(出典:Wikipedia)
吐
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
峰
常用漢字
中学
部首:⼭
10画
“吐月”で始まる語句
吐月峯
検索の候補
吐月峯
四更山吐月
“吐月峰”のふりがなが多い著者
加能作次郎
林不忘
谷崎潤一郎
野村胡堂
有島武郎
長谷川時雨
夏目漱石
吉川英治
岡本かの子