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吐月峰
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とげっぽう
ふりがな文庫
“
吐月峰
(
とげっぽう
)” の例文
細道の左右に叢々たる竹藪が多くなってやがて、二つの小峯が目近く
聳
(
そび
)
え出した。天柱山に
吐月峰
(
とげっぽう
)
というのだと主人が説明した。
東海道五十三次
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
父は煙草をのんではしきりに
吐月峰
(
とげっぽう
)
をたたいた。母も黙ったまま針を取り上げている。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
驚くほど烈しく
煙管
(
きせる
)
で
吐月峰
(
とげっぽう
)
をたたきつけながら、自分のすぐ後ろにある座敷金庫から十円札を二枚取りだし、乞食にでもやるように、それを園の前に
抛
(
ほう
)
りだして苦がりきっていた父の顔
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
“吐月峰(
柴屋寺
)”の解説
柴屋寺(さいおくじ)は、静岡県静岡市駿河区丸子にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は天柱山(てんちゅうざん)。雅号は吐月峰(とげっぽう)。本尊は十一面観音。庭園は国の史跡および名勝に指定されている。
(出典:Wikipedia)
吐
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
峰
常用漢字
中学
部首:⼭
10画
“吐月”で始まる語句
吐月峯