“急使”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はやうち25.0%
きふし25.0%
きふつかひ25.0%
きゅうつかい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸表へ早々さう/\差下さしくだし大岡越前守役所へ差出さるべしとのたつしに稻葉家に於ては大いにおどろ急使はやうちを以て國元へ申遣はせしかば國元にても種々いろ/\評議に及び是は先達せんだつて大金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
撰みて元服げんぷくさせ表向養子やうし披露ひろうもせんとて色々其用意よういなどしける處に或時本店ほんてんの加納屋より急使きふつかひ來り同道にて參るべしとの事故餠屋もちや亭主ていしゆは大いに驚き何事の出來せしやと取物とるものも取敢ずいそぎ本店へおもむきけるに利兵衞は餠屋を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その前から江戸に出て来て下谷したやに居た緒方先生が、急病で大層吐血とけつしたと云う急使きゅうつかいに、私は実にきもつぶした。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)