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としゅつ
ふりがな文庫
“としゅつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
斗出
50.0%
吐出
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斗出
(逆引き)
山領谷の尽くるところに
富津
(
とみつ
)
の
猿葉
(
さるは
)
山が
峙
(
そばだ
)
ち、その山裾である赤松の点々生えた、土佐絵のような弁天崎が湾に
斗出
(
としゅつ
)
している。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
有明海を隔てて
一眸
(
いちぼう
)
の
中
(
うち
)
に
入
(
い
)
る
肥筑
(
ひちく
)
の山野、墨絵の
如
(
ごと
)
く有明海に
斗出
(
としゅつ
)
している
宇土
(
うど
)
半島、半島の突端からつづく天草列島——盆景の小島の如く浮んでいる島の数の
如何
(
いか
)
に多いことよ。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
としゅつ(斗出)の例文をもっと
(1作品)
見る
吐出
(逆引き)
胃内廓清
(
いないかくせい
)
の功を奏したる
後
(
のち
)
又食卓に
就
(
つ
)
き、
飽
(
あ
)
く迄珍味を
風好
(
ふうこう
)
し、風好し
了
(
おわ
)
れば又湯に入りて
之
(
これ
)
を
吐出
(
としゅつ
)
致候
(
いたしそろ
)
。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
としゅつ(吐出)の例文をもっと
(1作品)
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