“宇土”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うど50.0%
うと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有明海を隔てて一眸いちぼううち肥筑ひちくの山野、墨絵のごとく有明海に斗出としゅつしている宇土うど半島、半島の突端からつづく天草列島——盆景の小島の如く浮んでいる島の数の如何いかに多いことよ。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
霧島の噴煙ももっと晴れれば見えるとのことであったが、今日はそれまでは見えない。更に近間ちかま宇土うど半島と並んで、熊本の金峰きんぶ山が、その上半部を最も濃い桔梗色にぼかしているのが目につく。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)