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立姿
ふりがな文庫
“立姿”の読み方と例文
読み方
割合
たちすがた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちすがた
(逆引き)
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
には遊女の
立姿
(
たちすがた
)
かきし墨絵の
一幅
(
いっぷく
)
いつ見ても掛けかへられし事なく、その前に据ゑたる机は
一閑張
(
いっかんばり
)
の極めて粗末なるものにて
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
帯
(
おび
)
ははやりの
呉絽
(
ごろ
)
であろう。
引
(
ひ
)
ッかけに、きりりと
結
(
むす
)
んだ
立姿
(
たちすがた
)
、
滝縞
(
たきじま
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
が、いっそ
背丈
(
せたけ
)
をすっきり
見
(
み
)
せて、
颯
(
さっ
)
と
簾
(
すだれ
)
の
片陰
(
かたかげ
)
から
縁先
(
えんさき
)
へ
浮
(
う
)
き
出
(
で
)
た十八
娘
(
むすめ
)
。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
胴丸
(
どうまる
)
に積もる
埃
(
ほこり
)
の
堆
(
うづたか
)
きに目もかけず、名に負へる
鐵卷
(
くろがねまき
)
は高く
長押
(
なげし
)
に掛けられて、螺鈿の櫻を散らせる黒鞘に
摺鮫
(
すりざめ
)
の
鞘卷
(
さやまき
)
指
(
さ
)
し添へたる
立姿
(
たちすがた
)
は、
若
(
も
)
し我ならざりせば
一月前
(
ひとつきまへ
)
の時頼
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
立姿(たちすがた)の例文をもっと
(13作品)
見る
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞
“立姿”のふりがなが多い著者
邦枝完二
高山樗牛
樋口一葉
泉鏡太郎
蒲原有明
泉鏡花
北原白秋
永井荷風
岡本綺堂