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胴丸
ふりがな文庫
“胴丸”の読み方と例文
読み方
割合
どうまる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうまる
(逆引き)
さても
伊那丸
(
いなまる
)
は、
小袖
(
こそで
)
のうえに、
黒皮
(
くろかわ
)
の
胴丸
(
どうまる
)
具足
(
ぐそく
)
をつけ、そまつな
籠手
(
こて
)
脛当
(
すねあて
)
、黒の
陣笠
(
じんがさ
)
をまぶかにかぶって、いま、馬上しずかに、
雨
(
あま
)
ヶ
岳
(
たけ
)
をくだってくる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その同勢三四十人の
形
(
なり
)
の
凄
(
すさ
)
まじさと申したら、
悪鬼羅刹
(
あっきらせつ
)
とはこのことでございませうか、裸身の上に申訳ばかりの
胴丸
(
どうまる
)
、
臑当
(
すねあて
)
を着けた者は半数もありますことか
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
丈「
此間
(
こないだ
)
大工の棟梁が来て、
家根
(
やね
)
の事をお話したから、其の事だろうと思っていましたが、何しろお話を聞きましょう、これ
胴丸
(
どうまる
)
の火鉢を奥の六畳へ持って
往
(
ゆ
)
け」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
胴丸(どうまる)の例文をもっと
(6作品)
見る
“胴丸”の解説
胴丸(どうまる)は、日本の鎧の形式の1つ。平安時代中期頃生じたもので、徒歩戦に適した鎧の形式である。
(出典:Wikipedia)
胴
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“胴”で始まる語句
胴
胴中
胴衣
胴間声
胴忘
胴乱
胴顫
胴服
胴巻
胴体
“胴丸”のふりがなが多い著者
高山樗牛
神西清
三遊亭円朝
吉川英治