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気拙
ふりがな文庫
“気拙”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣拙
読み方
割合
きまず
87.1%
きま
6.5%
きまづ
6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きまず
(逆引き)
紅葉と私とは妙なイキサツから
気拙
(
きまず
)
くなっていたが、こうして
胸襟
(
きょうきん
)
を開いて語ればお互に何の
蟠
(
わだかま
)
りもなく打解ける事が出来た。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
気拙(きまず)の例文をもっと
(27作品)
見る
きま
(逆引き)
小池助手は、この不機嫌な先生を、どう扱っていいのか見当もつかなかった。ただ、
気拙
(
きま
)
ずそうに、博士の横顔をチロチロと盗み見ながら、モジモジするばかりである。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
気拙(きま)の例文をもっと
(2作品)
見る
きまづ
(逆引き)
少くとも
慊
(
あきた
)
らなく思つて居ないだらうかと疑ひ出した。友達の冷淡を恨んだお桐の言葉を思ひ出さずには居られなかつた。且つ又母に対しても
気拙
(
きまづ
)
く思つた。見舞に来た人達が
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
気拙(きまづ)の例文をもっと
(2作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
拙
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
“気拙”のふりがなが多い著者
加能作次郎
金史良
江戸川乱歩
倉田百三
与謝野寛
内田魯庵
橘外男
甲賀三郎
徳田秋声
中里介山