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きまず
ふりがな文庫
“きまず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
気拙
58.7%
気不味
37.0%
気下味
2.2%
気貧
2.2%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気拙
(逆引き)
彼女は何もかも知っている
癖
(
くせ
)
に、ぎこちなく
睨
(
にら
)
み合った二人の男の
気拙
(
きまず
)
さを救う為に、首をかしげ、
花弁
(
はなびら
)
の様な唇を美しく
歪
(
ゆが
)
めて声をかけた。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
きまず(気拙)の例文をもっと
(27作品)
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気不味
(逆引き)
「云い出すなら御米の寝ている今である。今ならどんな
気不味
(
きまず
)
いことを双方で言い
募
(
つの
)
ったって、御米の神経に障る
気遣
(
きづかい
)
はない」
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
きまず(気不味)の例文をもっと
(17作品)
見る
気下味
(逆引き)
ことに
嫂
(
あによめ
)
に
気下味
(
きまず
)
い事をいうのは、直接兄に当るよりもなお悪いと思って、平生から
慎
(
つつ
)
しんでいた。しかし腹の中はむしろ反対であった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ふとした拍子からそんな
気下味
(
きまず
)
い思いを一二度経験した後で、そこに気をつけ出したお延は、そのほかにまだ
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
きまず(気下味)の例文をもっと
(1作品)
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気貧
(逆引き)
さぞ
気貧
(
きまず
)
い女だとお思いだろうが……何しろ阿父さんには死なれてしまうし、便りにしていたお前さんはさっき言う通りで、どうも十中八九はこの世においでじゃなさそうに思われるし
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
きまず(気貧)の例文をもっと
(1作品)
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