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気下味
ふりがな文庫
“気下味”の読み方と例文
読み方
割合
きまず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きまず
(逆引き)
ことに
嫂
(
あによめ
)
に
気下味
(
きまず
)
い事をいうのは、直接兄に当るよりもなお悪いと思って、平生から
慎
(
つつ
)
しんでいた。しかし腹の中はむしろ反対であった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ふとした拍子からそんな
気下味
(
きまず
)
い思いを一二度経験した後で、そこに気をつけ出したお延は、そのほかにまだ
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかし「叔父さんの御意見は」とこっちから問い返した時の彼は、もうその
気下味
(
きまず
)
い
関
(
せき
)
を通り越していた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
気下味(きまず)の例文をもっと
(1作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
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