肋骨ほね)” の例文
あばらを切り取る無気味の音が、ひとしきり部屋の中へ響いたが、やがて左右十本の肋骨ほねが、血にまみれながら、抜き取られた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)