“大腿骨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいたいこつ88.9%
こしのおほぼね11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らは、ことに小倉は三上よりも体力が非常に劣っていたので、肩から背へかけた部分、大腿骨だいたいこつの部分などに、熱を感じて来たのであった。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
大腿骨だいたいこつの付根を脱臼だっきゅうして、半年は歩くこともできまい、ということであったし、他の四人も相当な傷で、みな医者の治療を必要とする状態であった。
雪の上の霜 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
冷笑ひやかしわらひによく似た音立て、大腿骨こしのおほぼねギシギシ軋らす