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範宴
ふりがな文庫
“範宴”の読み方と例文
読み方
割合
はんえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんえん
(逆引き)
「宇治だの」
範宴
(
はんえん
)
は立ちどまった。足の下を迅い水音が聞える。やっと、
黄昏
(
たそが
)
れに迫って、この宇治川の大橋へかかったのであった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「では——ごきげんよろしゅう、和子さま、いや
範宴
(
はんえん
)
様、これから寒くなりますから、おからだをな……
介
(
すけ
)
どの、さようなら」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
範宴
(
はんえん
)
は、そう考えて、むしろあわれと見て過ぎたが、しかし、なんとはなく自身の中に、自身をさびしがらせるものがあることは
否
(
いな
)
めなかった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
範宴(はんえん)の例文をもっと
(1作品)
見る
範
常用漢字
中学
部首:⽵
15画
宴
常用漢字
中学
部首:⼧
10画
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