“めおとびな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
女夫雛75.0%
夫婦雛25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「吾妻屋永左衛門は、三十そこ/\、金があってへえけえが上手で、ちょいと好い男で、道楽者の癖に少しケチで、——薄墨大夫のお染さんと並べると、少しヒネてはいるが見事な女夫雛めおとびなですよ——」
女夫雛めおとびなを一対のご注文じゃねえんでござんす。
維盛これもり様のような美男、お絹とは似合いの夫婦雛めおとびなを見るようで、主人の佐兵衛も妙に許したような眼で見、二人の間柄も、淡い友愛から、次第に濃い恋へと変って行くのが、店の人達の眼にも