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維盛
ふりがな文庫
“維盛”の読み方と例文
読み方
割合
これもり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これもり
(逆引き)
相隨ひし人々の、入道と共に還りし跡には、
館
(
やかた
)
の
中
(
うち
)
最
(
い
)
と靜にて、小松殿の側に
侍
(
はんべ
)
るものは御子
維盛
(
これもり
)
卿と足助二郎重景のみ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
維盛
(
これもり
)
、
忠度
(
ただのり
)
を大将とする平家の大軍は、頼朝が、政子のため大急ぎで建築した仮の館へ移った二日前の十三日に、駿河国の
手越
(
てごし
)
の
宿
(
しゅく
)
に着いていた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一寸見廻しただけでも、長男
重盛
(
しげもり
)
は、
内大臣
(
ないだいじん
)
兼
左大将
(
さだいしょう
)
、次男
宗盛
(
むねもり
)
は、
中納言
(
ちゅうなごん
)
右大将、三男
知盛
(
とももり
)
が
三位
(
さんみの
)
中将、孫の
維盛
(
これもり
)
が
四位
(
しいの
)
少将といった具合である。
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
維盛(これもり)の例文をもっと
(16作品)
見る
“維盛(
平維盛
)”の解説
平 維盛(たいら の これもり)は、平安時代末期の平家一門の武将。平清盛の嫡子平重盛の嫡男。
美貌の貴公子として宮廷にある時には「光源氏の再来」と称された。治承・寿永の乱において大将軍として出陣するが、富士川の戦いで敗北し、倶利伽羅峠の戦いでは壊滅的な敗北を喫する。父の早世もあって一門の中では孤立気味であり、平氏一門が都を落ちたのちに戦線を離脱、那智の沖で入水したとされている。
(出典:Wikipedia)
維
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
盛
常用漢字
小6
部首:⽫
11画
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