“内裏雛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいりびな94.7%
ダイリビナ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
響応ごちそうになってると、女がさかずきをくれと云うので、やろうとしているうちに、二人の女の子はになって飛ぶし、女は内裏雛だいりびなのようになったのだよ
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
伊豆伍夫婦がれこんで、似合いの夫婦だ、内裏雛だいりびなだと、うつくしいものを二つ並べる興味に、まず親達のほうが騒ぎ出した、と前にいった。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
黙阿弥の脚本「松竹梅湯島掛額シヨウチクバイユシマノカケガク」駒込吉祥寺の場面で、三月三日に、お七が内裏雛ダイリビナを羨んで、男は住吉スミヨシ様、女は淡島アハシマ様と言ふクダりがある。どうして淡島様が、雛祭りに結びついたか。