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里内裏
ふりがな文庫
“里内裏”の読み方と例文
読み方
割合
さとだいり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さとだいり
(逆引き)
「待て。——みかどには、先ごろから、皇居を二条富小路の
里内裏
(
さとだいり
)
(町なかの仮ノ御所)へお移しあったと、うけたまわる。承知してか」
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
九条家の敵は
久我源氏
(
こがげんじ
)
の
土御門通親
(
つちみかどみちちか
)
で、兼実の女宜秋門院には皇子の御誕生がないのに、通親の養女
承明門院
(
しょうめいもんいん
)
には土御門天皇がお生れになり、通親の土御門邸が
里内裏
(
さとだいり
)
になるという形である。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
里内裏
(
さとだいり
)
老木
(
おいき
)
の花もほのめきぬ
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
里内裏(さとだいり)の例文をもっと
(7作品)
見る
“里内裏”の意味
《名詞》
正式な内裏の外に設置された仮設の内裏(御所)。
(出典:Wiktionary)
“里内裏”の解説
は、平安時代以降、平安宮内裏以外の邸宅を天皇の在所(皇居)として用いたものを指す。「里」とは平安京の里坊(「里」「坊」はいずれも方形に区切られた街区)のことであり、すなわち里内裏とは「京内に置かれた内裏」という意味である。
(出典:Wikipedia)
里
常用漢字
小2
部首:⾥
7画
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
“里”で始まる語句
里
里人
里方
里芋
里昂
里程
里言
里見
里見弴
里心
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“里内裏”のふりがなが多い著者
風巻景次郎
高浜虚子
吉川英治