“おおみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大身68.8%
大御12.5%
意富美6.3%
大見6.3%
近江6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手に一条ひとすじ大身おおみやりひっさげて、背負しょった女房が死骸でなくば、死人の山をきずくはず、無理に手活ていけの花にした、申訳もうしわけとむらいに、医王山の美女ヶ原、花の中にうずめて帰る。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
味噌汁のことを「おみおつけ」などという。その「おみ」はすなわち「大御おおみ」であります。
意富美おおみらはおそれかしこみながら、ごちそうを運んでおもてなしをしました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
おとうさまの意富美おおみ
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
大見おおみえたい」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
近江おおみ楽浪ささなみ比良ひら山を吹きおろして来る風が、湖水のうえに至ると、釣している漁夫の袖の翻るのが見える、という極く単純な内容であるが、張りある清潔音の連続で
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)