“火焔独楽”の読み方と例文
読み方割合
かえんごま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで手まえのあつかいますのは、近江おうみ琵琶湖びわこ竹生島ちくぶしまに、千年あまりつたわりました、希代きたいふしぎな火焔独楽かえんごま——はい、火焔独楽!
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「さ、火焔独楽かえんごまきょくまわし、いよいよかかりますがそのまえに、ちょっと、おうかがいしたいことがございます。どうか、話してくださいまし」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
斬りすべった厚重あつがさねの太刀たちを持ちなおすもなく、火の玉のようにちゅうまわりをしてきた火焔独楽かえんごまをガッキと刀のつばでうけたが、そのとたんに、独楽こま金輪かなわつばのあいだから
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)