“火独楽”の読み方と例文
読み方割合
ひごま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから、その奇蹟についてはあまり、多くを語らなかったが、火独楽ひごま水独楽、どっちも、なにかの不可思議力ふかしぎりょくを持つものにちがいない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
裏切うらぎり者と聞いて竹童ちくどうも、スワ一大事がおこったなと思った。林のなかでは使いにくい火独楽ひごま、めんどうとふところへ飛びこませて
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かれがこの水独楽みずごまを愛すること、竹童ちくどうがかの火独楽ひごまをつねに大事にするのと愛念あいねんにおいて少しもかわりはないのであった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)