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往返
ふりがな文庫
“往返”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おうへん
38.5%
ゆきかえり
15.4%
ゆきかへ
15.4%
いきかえ
7.7%
いきかえり
7.7%
ゆきかへり
7.7%
わうへん
7.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうへん
(逆引き)
ともある、その使者舟の影も、沖と岸とのあいだを、火の
紐
(
ひも
)
のように、もう
往返
(
おうへん
)
しだしているのが、眺められる。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
往返(おうへん)の例文をもっと
(5作品)
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ゆきかえり
(逆引き)
往返
(
ゆきかえり
)
をマラソンでヘビーを掛け、水中の実演を余程高速度で
埒
(
らち
)
を明けなければとても十時には帰って来られない。が、荒川より近くには神宮川のような大きな川はない。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
往返(ゆきかえり)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゆきかへ
(逆引き)
村から一里許りのK停車場に通ふ荷馬車が、日に二度も三度も、
村端
(
むらはづれ
)
から眞直に北に開いた國道を塵塗れの黒馬の蹄に埃を立てて
往返
(
ゆきかへ
)
りしてゐた。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
往返(ゆきかへ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
いきかえ
(逆引き)
おとらは
往返
(
いきかえ
)
りには青柳の家へ寄って、姉か何ぞのように
挙動
(
ふるま
)
っていたが、細君は心の侮蔑を
面
(
おもて
)
にも現わさず、物静かに
待遇
(
あしら
)
っていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
往返(いきかえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
いきかえり
(逆引き)
「これはひどい、旦那の見舞に行きながら
往返
(
いきかえり
)
とも素通りは実にひどい。娘も娘、御隠居も御隠居だ、はがきの一枚も来ないものだから」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
往返(いきかえり)の例文をもっと
(1作品)
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ゆきかへり
(逆引き)
可なり危険な道路ではあつたけれども、日に幾回となく
往返
(
ゆきかへり
)
してゐるらしい運転手は、東京の大路を走るよりも、邪魔物のないのを、結句気楽さうに、奔放自在にハンドルを廻した。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
往返(ゆきかへり)の例文をもっと
(1作品)
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わうへん
(逆引き)
往返
(
わうへん
)
し旅人の
懷中
(
ふところ
)
を
狙
(
ねら
)
ふ
護摩
(
ごま
)
の
灰
(
はひ
)
の頭なり因て半四郎が所持の金に目を
懸
(
かけ
)
樣々
(
さま/″\
)
にして終に道連となりしかば
此夜
(
このよ
)
何卒
(
なにとぞ
)
して半四郎の
胴卷
(
どうまき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
往返(わうへん)の例文をもっと
(1作品)
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“往返”の意味
《名詞》
往 返(おうへん)
行くことと帰ること。
(出典:Wiktionary)
往
常用漢字
小5
部首:⼻
8画
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
“往”で始まる語句
往
往来
往々
往來
往時
往生
往昔
往還
往復
往古
検索の候補
左往右返
“往返”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
作者不詳
内田魯庵
石川啄木
吉川英治
徳田秋声
中里介山
菊池寛