“護摩”の読み方と例文
読み方割合
ごま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の家の二階の一室には護摩ごま壇が備へてあつて、毎月一、二回その老法印が來て護摩を焚き、不動、慧智の修法を行ふのでありました。
(旧字旧仮名) / 石川三四郎(著)
往返わうへんし旅人の懷中ふところねら護摩ごまはひの頭なり因て半四郎が所持の金に目をかけ樣々さま/″\にして終に道連となりしかば此夜このよ何卒なにとぞして半四郎の胴卷どうまき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「でも他に頼る人もありません。——道尊さんは早速やって来て、護摩ごまいていのってくれましたが、何のしるしもありません」