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護摩
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ごま
ふりがな文庫
“
護摩
(
ごま
)” の例文
私の家の二階の一室には
護摩
(
ごま
)
壇が備へてあつて、毎月一、二回その老法印が來て護摩を焚き、不動、慧智の修法を行ふのでありました。
浪
(旧字旧仮名)
/
石川三四郎
(著)
往返
(
わうへん
)
し旅人の
懷中
(
ふところ
)
を
狙
(
ねら
)
ふ
護摩
(
ごま
)
の
灰
(
はひ
)
の頭なり因て半四郎が所持の金に目を
懸
(
かけ
)
樣々
(
さま/″\
)
にして終に道連となりしかば
此夜
(
このよ
)
何卒
(
なにとぞ
)
して半四郎の
胴卷
(
どうまき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「でも他に頼る人もありません。——道尊さんは早速やって来て、
護摩
(
ごま
)
を
焚
(
た
)
いて
祷
(
いの
)
ってくれましたが、何のしるしもありません」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして後醍醐には隠岐脱出いらい、いよいよ意気おさかんで、
大山
(
だいせん
)
の祈祷の壇に、みずから
護摩
(
ごま
)
を
焚
(
た
)
いて七日の“
金輪
(
こんりん
)
ノ
法
(
ほう
)
”を修せられ
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
面
(
かお
)
の色を変えて、戸を立て切り、
明朝
(
あす
)
とも言わずに竜神の社へ駈けつけて、
祈祷
(
きとう
)
と
護摩
(
ごま
)
とを頼むに相違ないのであります。
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
床は呪水に濡らされ、身は
護摩
(
ごま
)
の煙に
薫
(
いぶ
)
さるゝは、これがために非ずや。我知らじとやおもふ、汝はダンテを讀みたるを。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「凶事がある
前兆
(
しらせ
)
じゃよ、
昨夜
(
ゆうべ
)
は夢見が悪かった。早速
護摩
(
ごま
)
でも
焚
(
た
)
かせねばお邸から
縊死
(
くびくくり
)
を出してどうするものじゃ。」と
令夫人
(
おくさま
)
は大きに担ぐ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あの陰氣な稻荷の
巫女
(
みこ
)
や、天狗使ひや、(A+B)
2
………などの方程式で怪しい占ひをした漂浪者や、
護摩
(
ごま
)
を焚く琵琶法師やを滯留さしては
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
蜘
(
くも
)
網
(
あみ
)
をむすびて
九二
諸仏を繋ぎ、
燕子
(
つばくら
)
の
糞
(
くそ
)
九三
護摩
(
ごま
)
の
牀
(
ゆか
)
をうづみ、
九四
方丈
(
はうぢやう
)
九五
廊房
(
らうばう
)
すべて物すざましく荒れはてぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
将門
(
まさかど
)
が乱を起しても
護摩
(
ごま
)
を
焚
(
た
)
いて祈り伏せるつもりでいた位であるし、感情の
絃
(
いと
)
は
蜘蛛
(
くも
)
の糸ほどに細くなっていたので、あらゆる妄信にへばりついて
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
井戸屋の主人も神仏の信心を怠らず、わざわざ
下総
(
しもうさ
)
の成田山に参詣して
護摩
(
ごま
)
を焚いてもらった。ありがたい
守符
(
まもりふだ
)
のたぐいが神棚や仏壇に積み重ねられた。
経帷子の秘密
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
一切の
殻
(
から
)
が今はかなぐり捨てられた。
護摩
(
ごま
)
の儀式も廃されて、
白膠木
(
ぬるで
)
の皮の燃える香気もしない。本殿の奥の
厨子
(
ずし
)
の中に長いこと光った
大日如来
(
だいにちにょらい
)
の仏像もない。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
私は
痩
(
や
)
せ
我慢
(
がまん
)
をしていたが、側の者たちがいろいろと気づかって、しきりに
芥子焼
(
からしやき
)
なんぞという
護摩
(
ごま
)
なども試みさせるのだけれど、一向その効力はないのだった。
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
不動様へ
護摩
(
ごま
)
を上げても
宜
(
よろ
)
しい。
耶蘇教
(
ヤソきょう
)
の信者には無論なる。小野さんは歩きながら神の必要を感じた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
烏芻沙摩変成男子
(
うすさまへんじょうなんし
)
の法、五大虚空蔵、六観音、六字
訶臨訶利帝母
(
かりんかりていも
)
、八字文殊
普賢延命
(
ふげんえんみょう
)
、
護摩
(
ごま
)
の煙りを内苑に満たせ、
振鈴
(
しんれい
)
の音を
掖殿
(
えきでん
)
に響かせ、祈り立て祈り立てしている筈じゃ。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
とにかく生徒を
護摩
(
ごま
)
かすくらいは何とも思わぬはずの彼がその時だけはまっ赤になったのである。生徒は
勿論
(
もちろん
)
何も知らずにまじまじ彼の顔を眺めていた。彼はもう一度時計を見た。
保吉の手帳から
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
門前町と言ふほどではないが、一時は両側に人家が並んで、
参詣者
(
さんけいしや
)
がかなり遠い処からやつて来た。やれ
護摩
(
ごま
)
をたけの、やれ
蝋燭
(
らふそく
)
を呉れのと言つて、かれも慈雲も忙しい思ひをした。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
「下級の長脇差」というのは、博奕打の悪いの、三下奴とでもいうような心持で書いたんでしょうが、博奕打は博奕打としておのずから別のもので、
護摩
(
ごま
)
の灰や追剥を働くものとは違う。
中里介山の『大菩薩峠』
(新字新仮名)
/
三田村鳶魚
(著)
そういうところを通りぬけ、玉川に掛っている
無明
(
むみょう
)
の橋を渡って、奥の院にまいり、先祖代々の霊のために、さかんに然える
護摩
(
ごま
)
の火に
一燈
(
いっとう
)
を献じた。これは自身の
諸悪業
(
しょあくごう
)
をたやすためでもある。
仏法僧鳥
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
文「はゝア、
彼奴
(
あいつ
)
は
譬
(
たと
)
えにいう
護摩
(
ごま
)
の
灰
(
はい
)
か、よし/\承知した」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
着た衣服などにも祈りの僧が
焚
(
た
)
く
護摩
(
ごま
)
の
香
(
か
)
が
沁
(
し
)
んでいた。
源氏物語:09 葵
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
「でも他に頼る人もありません。——道尊さんは早速やつて來て、
護摩
(
ごま
)
を
焚
(
た
)
いて
祷
(
いの
)
つてくれましたが、何のしるしもありません」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
すなわち、宮中深きところに、秘勅の壇を構え、昼夜、
護摩
(
ごま
)
を焚き、あぶら汗もりんりと、顔も焔にして、
誦経
(
ずきょう
)
、振鈴の
精魂
(
しょうこん
)
こめた修法僧は
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
評
(
ひやう
)
に曰此
護摩刀
(
ごまたう
)
のことは
柴刀
(
さいたう
)
とも申よし
是
(
これ
)
は聖護院三寶院の
宮樣
(
みやさま
)
山入
(
やまいり
)
の
節
(
せつ
)
諸國の
修驗
(
しゆけん
)
先供
(
さきども
)
の節
柴
(
しば
)
を
切拂
(
きりはらひ
)
て
護摩
(
ごま
)
の
場所
(
ばしよ
)
を
拵
(
こしら
)
へる故に是を
柴刀
(
さいたう
)
とも云なり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
人形使 されば、この土地の人たちはじめ、諸国から
入込
(
いりこ
)
んだ
講中
(
こうじゅう
)
がな、
媼
(
ばば
)
、
媽々
(
かかあ
)
、
爺
(
じい
)
、孫、
真黒
(
まっくろ
)
で、とんとはや
護摩
(
ごま
)
の煙が渦を巻いているような騒ぎだ。
山吹
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吾子が受領すべきは、
緇
(
くろ
)
き衣と大なる帽となり。かくて後は、
護摩
(
ごま
)
焚きて神に仕ふべきか、
棘
(
いばら
)
の道を走るべきか。そはかれが運命に任せてむ、とのたまふ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
だから将門が火の手をあげると、八箇国はべた/\となつて、京では七
斛余
(
こくよ
)
の
芥子
(
けし
)
を調伏祈祷の
護摩
(
ごま
)
に
焚
(
た
)
いて、将門の
頓死屯滅
(
とんしとんめつ
)
を祈らせたと
云伝
(
いひつた
)
へられて居る。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
七兵衛は、高尾山の
飯綱権現
(
いいづなごんげん
)
を信仰して、時々おまいりをしては
護摩
(
ごま
)
を焚いてくることがある。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
月に一遍ずつ
蠣殼町
(
かきがらちょう
)
の
水天宮様
(
すいてんぐうさま
)
と深川の不動様へ御参りをして、
護摩
(
ごま
)
でも上げたかった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
白膠木
(
ぬるで
)
の皮の燃える香気と共に、
護摩
(
ごま
)
の儀式が、やがてこの霊場を荘厳にした。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
さういふところを通りぬけ、玉川に掛つてゐる
無明
(
むみやう
)
の橋を渡つて、奥の院にまゐり、先祖代々の霊のために、さかんに燃える
護摩
(
ごま
)
の火に一燈を献じた。これは自身の諸
悪業
(
あくごふ
)
をたやすためでもある。
仏法僧鳥
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
勿体
(
もったい
)
なさ——今になって考えましても、
蔀
(
しとみ
)
に迷っている、
護摩
(
ごま
)
の
煙
(
けぶり
)
と、右往左往に泣き惑っている女房たちの袴の
紅
(
あけ
)
とが、あの茫然とした
験者
(
げんざ
)
や術師たちの姿と一しょに、ありありと眼に浮かんで
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
護摩
(
ごま
)
炷
(
た
)
き修し、
伴天連
(
ばてれん
)
の
救
(
すくひ
)
よぶとも
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
館の
大廂
(
おおびさし
)
からは
護摩
(
ごま
)
の煙が雲のように立ちのぼり、衆僧の
振鈴
(
しんれい
)
や
誦経
(
ずきょう
)
が異様な
喚叫
(
かんきょう
)
をなして二条の町かどあたりまでも聞えてくるほどだった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遠方の小さい
幽
(
かすか
)
な茅屋を包んだ一むら竹の奥深く、山はその麓なりに咲込んだ映山紅に
且
(
か
)
つ半ば濃い
陽炎
(
かげろう
)
のかかったのも里親しき
護摩
(
ごま
)
の燃ゆる姿であった。
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
怨みに燃えるような声は、ツイ鼻の先の破れ障子の中から、
護摩
(
ごま
)
を
焚
(
た
)
く凄まじい煙とともに湧き起るのでした。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
浪人夫婦は聞て大いに驚き然すれば
渠等
(
かれら
)
は
豫
(
かね
)
て聞たる
護摩
(
ごま
)
の
灰
(
はひ
)
とか云へる
惡漢
(
わるもの
)
ならん是は如何せんと
當惑
(
たうわく
)
の折から一人の駕籠舁は
彼浪人
(
かのらうにん
)
に向ひオイ
御侍士
(
おさふらひ
)
先刻
(
さつき
)
熊谷の茶屋から四里八丁の
丁場
(
ちやうば
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
その当座は多くの婦人の中に交わって、お絹も殊勝に
護摩
(
ごま
)
の席に連なる。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
護摩
(
ごま
)
かすんですね。……
長江游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その
間
(
かん
)
、大塔の本堂では、老僧以下あまたな僧が
護摩
(
ごま
)
の壇をめぐッて、日々、未明から
暮夜
(
ぼや
)
まで、交代に読経の座を占めたまま、うごかなかった。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
堂に着いて見ると、中は一面の
護摩
(
ごま
)
の煙、本尊の前に堂守の優曇法印は、揉に揉んで祈っている最中でした。
銭形平次捕物控:067 欄干の死骸
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
其
(
そ
)
の年、
霜月
(
しもつき
)
十日は、
予
(
かね
)
て深く
思召
(
おぼしめ
)
し立つ事があつて、大納言卿、
私
(
わたくし
)
ならぬ祈願のため、御館の密室に
籠
(
こも
)
つて、
護摩
(
ごま
)
の法を
修
(
しゅ
)
せられた、其の
結願
(
けちがん
)
の日であつた。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
このため、
護摩
(
ごま
)
の煙は御所中にもうもうと立ちこめ、振る鈴の音は地を這い天にまでのぼる始末、修法の声は身の毛もよだつようにとどろく有様で、これでは、どんな物の怪も退散すると思われた。
現代語訳 平家物語:03 第三巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「大層あらたかな道者だって言うじゃないか。やっぱり
法螺
(
ほら
)
の貝を吹いたり、
護摩
(
ごま
)
を
焚
(
た
)
いたりするのかい」
銭形平次捕物控:104 活き仏
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
呪詛
(
じゅそ
)
の壇をしつらえて、日々夜々、山伏の群れが、念仏滅亡、
上人
(
しょうにん
)
調伏の
護摩
(
ごま
)
を
焚
(
た
)
き、精と根のあらんかぎり、親鸞を
呪殺
(
じゅさつ
)
せずばおかぬといっているそうでございます
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「その捻平は
止
(
よ
)
しにさっしゃい、人聞きが悪うてならん。道づれは
可
(
よ
)
けれども、道中松並木で出来たと言うで、何とやら、その、
私
(
わし
)
が
護摩
(
ごま
)
の灰ででもあるように聞えるじゃ。」
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
怨に燃えるやうな聲は、ツイ鼻の先の破れ障子の中から、
護摩
(
ごま
)
を
焚
(
た
)
く
凄
(
すさ
)
まじい煙と共に
湧
(
わ
)
き起るのでした。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
緋衣
(
ひごろも
)
の大僧正は、壇へ向って
護摩
(
ごま
)
を
焚
(
た
)
いていた。下には具足した信玄の体は肩も腰も丸く見える。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……三嶋の宿で
護摩
(
ごま
)
の灰に胴巻を抜かれたあとの、あわれはここに弥次郎兵衛、のまず、くわずのまず、竹杖にひょろひょろと海道を辿りながら、飛脚が威勢よく飛ぶのを見て
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
護摩
(
ごま
)
の
烟
(
けむり
)
は
濛々
(
もう/\
)
と壇をこめて、東海坊の素晴らしい
次低音
(
バリトーン
)
だけが、
凛々
(
りん/\
)
と響き渡るのです。やがて
銭形平次捕物控:111 火遁の術
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“護摩”の意味
《名詞》
護摩(ごま)
密教の修法の一つ。護摩壇を設置して護摩木と呼ばれる薪を焚き、その炎により煩悩を焼き払い、息災、降伏、増益などを本尊に祈願するもの。
(出典:Wiktionary)
“護摩”の解説
護摩(ごま、sa: homa, ホーマ)とは、インド系宗教において行われる火を用いる儀式。「供物」「供物をささげること」「犠牲」「いけにえ」を意味するサンスクリットのホーマ(homa)を音訳して書き写した語である。
(出典:Wikipedia)
護
常用漢字
小5
部首:⾔
20画
摩
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“護摩”で始まる語句
護摩壇
護摩堂
護摩灰
護摩刀
護摩化
護摩祈祷