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『保吉の手帳から』
ふりがな文庫
『
保吉の手帳から
(
やすきちのてちょうから
)
』
わん ある冬の日の暮、保吉は薄汚いレストランの二階に脂臭い焼パンを齧っていた。彼のテエブルの前にあるのは亀裂の入った白壁だった。そこにはまた斜かいに、「ホット(あたたかい)サンドウィッチもあります」と書いた、細長い紙が貼りつけてあった。(こ …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造」1923(大正12)年5月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
好
(
ず
)
下
(
さが
)
宣
(
せん
)
後
(
うし
)
出入
(
ではいり
)
尾
(
ぽ
)
後
(
ご
)
一躍
(
ひとおど
)
関
(
かかわ
)
過
(
すご
)
確
(
たし
)
微笑
(
びしょう
)
悪戯
(
あくぎ
)
下
(
お
)
食
(
く
)
逸
(
いっ
)
未
(
いまだ
)
詰
(
つ
)
尻
(
し
)
幾何
(
きか
)
苦笑
(
くしょう
)
麦酒
(
ビイル
)
下調
(
したしら
)
乾
(
ほ
)
馴染
(
なじ
)
注
(
そそ
)
仰
(
あお
)
体
(
からだ
)
画筆
(
がひつ
)
兎
(
うさぎ
)
難有
(
ありがと
)
降
(
くだ
)
間
(
あいだ
)
開
(
ひら
)
直
(
すぐ
)
通
(
かよ
)
木蘭
(
もくれん
)
看破
(
かんぱ
)
辺
(
へん
)
転生
(
てんしょう
)
暇
(
ひま
)
日除
(
ひよ
)
斜
(
はす
)
賭
(
と
)
図
(
ず
)
好
(
よ
)
誤
(
あやまり
)
容易
(
ようい
)
触
(
ふ
)
差支
(
さしつか
)
経
(
へ
)
弁
(
べん
)
弾
(
はじ
)
往来
(
おうらい
)
後
(
のち
)
抛
(
なげう
)
忙
(
いそが
)
恥
(
はじ
)
縮
(
ちぢ
)
扉
(
とびら
)
脂臭
(
あぶらくさ
)
覗
(
のぞ
)
煖炉
(
だんろ
)
煙草
(
たばこ
)
照覧
(
しょうらん
)
爪革
(
つまかわ
)
爾来
(
じらい
)
犠牲
(
ぎせい
)
狙
(
ねら
)
猫
(
ねこ
)
玄関
(
げんかん
)
球
(
たま
)
生憎
(
あいにく
)
疎遠
(
そえん
)
癖
(
くせ
)
白壁
(
しらかべ
)
白頭
(
はくとう
)
盗人
(
ぬすびと
)
真似
(
まね
)
眼鏡
(
めがね
)
砂利
(
じゃり
)
硝子
(
ガラス
)
禿
(
は
)
算盤
(
そろばん
)
糞
(
くそ
)
給金
(
きゅうきん
)
継
(
つ
)
綿密
(
めんみつ
)
縁無
(
ふちな
)
自
(
みずか
)
荒海
(
あらうみ
)
醜
(
みにく
)
面倒
(
めんどう
)
靡
(
なび
)
闘
(
たたか
)
門側
(
もんがわ
)
鏡
(
かがみ
)
這
(
は
)
迸
(
ほとばし
)
退屈
(
たいくつ
)