“精魂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいこん62.5%
しょうこん25.0%
たましひ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正成もいつかしら共にのみを持って一刀一刀に精魂せいこんをうちこめているような境地にひきこまれるのがつねだった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すなわち、宮中深きところに、秘勅の壇を構え、昼夜、護摩ごまを焚き、あぶら汗もりんりと、顔も焔にして、誦経ずきょう、振鈴の精魂しょうこんこめた修法僧は
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
精魂たましひここに紅蓮ぐれんの華とぞ
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)