トップ
>
大廂
ふりがな文庫
“大廂”の読み方と例文
読み方
割合
おおびさし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおびさし
(逆引き)
雪はやんで、
大廂
(
おおびさし
)
ごしに見える夜空は、
冴
(
さ
)
えかけてさえいた。それにまた、城下の町屋の焼けさかる火の粉がいちめんに舞っている。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大廂
(
おおびさし
)
から
木洩
(
こも
)
れ陽の射す廊下を横に、ずらりとそこに居並んでいる顔ぶれを見ると、何と、越前守の知らない顔ぶれは一つもない。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
火は、本丸の
館
(
たち
)
にも燃え移っていた。
大廂
(
おおびさし
)
の
雨樋
(
とい
)
を
奔
(
はし
)
る火の
迅
(
はや
)
さといったらない。長政は、そのあたりを
潜
(
くぐ
)
って来る一隊の
鉄甲
(
てつかぶと
)
をみとめて
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大廂(おおびさし)の例文をもっと
(20作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
廂
漢検1級
部首:⼴
12画
“大廂”で始まる語句
大廂髪
検索の候補
大廂髪
大殿廂