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木洩
ふりがな文庫
“木洩”の読み方と例文
読み方
割合
こも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こも
(逆引き)
大廂
(
おおびさし
)
から
木洩
(
こも
)
れ陽の射す廊下を横に、ずらりとそこに居並んでいる顔ぶれを見ると、何と、越前守の知らない顔ぶれは一つもない。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また高い天蓋の隙間から幾つもの偶然を貫いて陰濕な
叢
(
くさむら
)
へ屆いて來る
木洩
(
こも
)
れ
陽
(
び
)
は掌のやうな小宇宙を寫し出した。しかし木洩れ陽程氣まぐれなものはない。
闇への書
(旧字旧仮名)
/
梶井基次郎
(著)
雨は三日まえからあがったままで、林の中の水をたっぷり吸った土には、
木洩
(
こも
)
れ
陽
(
び
)
が
斑点
(
はんてん
)
になってゆらぎ、檜の若葉が
咽
(
む
)
せるほどつよく、しかし爽やかに匂っていた。
ちくしょう谷
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
木洩(こも)の例文をもっと
(16作品)
見る
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
洩
漢検準1級
部首:⽔
9画
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木洩日
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