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結願
ふりがな文庫
“結願”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けちがん
77.8%
けちぐわん
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けちがん
(逆引き)
ちとお答えに窮しますな。……いや何、
関
(
かも
)
うまい。じつは主人高氏には、何やら
結願
(
けちがん
)
のあるらしくて、それの
叶
(
かな
)
うまでは、門松を
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかもそれを実行した迷信とも
妄想
(
もうそう
)
ともたとえようのない、狂気じみた
結願
(
けちがん
)
がなんの苦もなくばらばらにくずれてしまって
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
結願(けちがん)の例文をもっと
(7作品)
見る
けちぐわん
(逆引き)
けれどその祭事や讀經に徴せられてゐる雜役たちが病み仆れたり、
結願
(
けちぐわん
)
の日の神饌や供物を奪つて逃亡したりしてしまつてゐる。主上もまた九月一日に持明院へ御祈願にお出ましになつてをられる。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
結願
(
けちぐわん
)
のゆふべの雨に花ぞ黒き五尺こちたき髪かるうなりぬ
みだれ髪
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
結願(けちぐわん)の例文をもっと
(2作品)
見る
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
願
常用漢字
小4
部首:⾴
19画
“結”で始まる語句
結
結構
結婚
結局
結果
結城
結納
結目
結綿
結縁
検索の候補
明結願
願結
“結願”のふりがなが多い著者
中里介山
谷崎潤一郎
有島武郎
吉川英治
与謝野晶子
田山花袋
泉鏡花
芥川竜之介