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既往
ふりがな文庫
“既往”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きおう
44.4%
きわう
33.3%
こしかた
11.1%
これまで
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きおう
(逆引き)
わが
既往
(
きおう
)
の失敗とがめず、もいちど信じてだまって持たせて呉れたなら、私いのち投げてもプレート守ったにちがいない。
二十世紀旗手
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
既往(きおう)の例文をもっと
(4作品)
見る
きわう
(逆引き)
一人大岡越前守のみ夫が
邪曲
(
じやきよく
)
を
窺
(
うかゞ
)
ひ
知
(
しり
)
身命
(
しんめい
)
を
投打
(
なげうち
)
て
既往
(
きわう
)
今來
(
こんらい
)
を尋ね遂に
奸計
(
かんけい
)
を
看破
(
みやぶ
)
つて
處刑
(
しよけい
)
せしといふ
有名
(
いうめい
)
の談話にて
斯
(
かゝ
)
る奸物を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
既往(きわう)の例文をもっと
(3作品)
見る
こしかた
(逆引き)
既往
(
こしかた
)
を
懐
(
おも
)
いめぐらして
欝
(
ふさ
)
ぎはじめましたから、兼松が
側
(
はた
)
から
種々
(
いろ/\
)
と言い慰めて気を散じさせ、翌日共に泉村の寺を尋ねました。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
既往(こしかた)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
これまで
(逆引き)
私はかうして前非を後悔して、貴方の前で潔く命を捨てるのも、その
御詑
(
おわび
)
が為たいばかりなのですから、貫一さん、
既往
(
これまで
)
の事は水に流して、もう好い加減に堪忍して下さいまし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
既往(これまで)の例文をもっと
(1作品)
見る
“既往”の意味
《名詞》
過ぎ去った昔。過去。
(context、medicine)過去に罹患、または経験していること。既往歴。
(出典:Wiktionary)
既
常用漢字
中学
部首:⽆
10画
往
常用漢字
小5
部首:⼻
8画
“既”で始まる語句
既
既成
既知
既望
既倒
既決
既寿永昌
既事
既婚
既定
“既往”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
井上円了
作者不詳
三遊亭円朝
江戸川乱歩
森鴎外
永井荷風
泉鏡花
太宰治