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既倒
ふりがな文庫
“既倒”の読み方と例文
読み方
割合
きとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きとう
(逆引き)
ようやく笑いがやみそうになったら、五つになる女の子が「御かあ様、猫も随分ね」といったので
狂瀾
(
きょうらん
)
を
既倒
(
きとう
)
に何とかするという勢でまた大変笑われた。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「藩論が決った今、狂瀾を
既倒
(
きとう
)
にかえすは、非常手段に出るほかは、ござらぬ。明日の出兵を差し止める道は、今夜中に成田頼母を倒すよりほか、道はないと存ずるが、
方々
(
かたがた
)
の御意見は?」
仇討禁止令
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
既倒(きとう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“既倒”の意味
《名詞》
既に倒れていること。
(出典:Wiktionary)
既
常用漢字
中学
部首:⽆
10画
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“既”で始まる語句
既
既往
既成
既知
既望
既決
既寿永昌
既事
既墜
既定
検索の候補
回瀾既倒
“既倒”のふりがなが多い著者
菊池寛
夏目漱石