“きとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祈祷86.6%
几董8.1%
鬼頭1.6%
既倒1.1%
飢凍1.1%
机頭0.5%
稀刀0.5%
黄塔0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの神仏を念じ祈祷を行って治療を施すもの、みなこの類なり。さきのいわゆる御札、マジナイの効験あるは、またみな同一理なり。
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
これは几董調です。前のと伯仲の間だと仰せられては落胆します。「御前が馬鹿ならわたしも馬鹿だ、馬鹿と馬鹿なら喧嘩だよ。」
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
すると、最後にった医師は、T市に一大精神病院を開いている鬼頭博士を推薦し、同博士ならば、必ず適当な方法を講じて、八九郎を自殺の危険から救ってくれるであろうと言った。
二重人格者 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
「藩論が決った今、狂瀾を既倒にかえすは、非常手段に出るほかは、ござらぬ。明日の出兵を差し止める道は、今夜中に成田頼母を倒すよりほか、道はないと存ずるが、方々の御意見は?」
仇討禁止令 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
厚かましいお願だが、彼等の孤弱をれんで、今後とも道塗飢凍することのないように計らって戴けるならば、自分にとって、恩倖、これに過ぎたるはい。
山月記 (新字新仮名) / 中島敦(著)
一、空想によりて俳句を得んとするには、兀坐瞑目して天上の理想界をき出すも可なり。机頭手炉して過去の実験を想ひ起すも可なり。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
時、左膳に利あらず、火事装束の五人組に稀刀乾雲丸を横奪されて、すぐに塀外へ駈け出てみたときは、すでに五梃の駕籠がいずくともなく消え失せていたあとだったというのだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
碧梧桐がその亡兄黄塔の硯を持つて来て貸してくれた。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)