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『二重人格者』
ふりがな文庫
『
二重人格者
(
にじゅうじんかくしゃ
)
』
河村八九郎は今年二十歳の二重人格者である。 第一の人格で彼は大星由良之助となり、第二の人格で高師直となった。 彼がどうしてこのような二重人格者となったかは、はっきりわかっていない。父が大酒家であるという外、父系にも母系にもこれという精神異常 …
著者
小酒井不木
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新青年」博文館、1927(昭和2)年11月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
衣
(
ごろも
)
引
(
ひき
)
石鹸
(
シャボン
)
粘稠
(
ねんちゅう
)
鮒
(
ふな
)
鬼頭
(
きとう
)
遙々
(
はるばる
)
諭
(
さと
)
蒲団
(
ふとん
)
脚
(
あし
)
罹
(
かか
)
繃帯
(
ほうたい
)
不馴
(
ふな
)
管
(
くだ
)
検
(
しら
)
折檻
(
せっかん
)
忽
(
たちま
)
弾丸
(
たま
)
委
(
くわ
)
冒
(
おか
)