“稀刀”の読み方と例文
読み方割合
きとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時、左膳に利あらず、火事装束の五人組に稀刀きとう乾雲丸を横奪おうだつされて、すぐに塀外へ駈け出てみたときは、すでに五梃の駕籠がいずくともなく消え失せていたあとだったというのだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)